マクロビオティックでダイエット

マクロビオティックとは 玄米菜食の効能

マクロビオティックの効能

女子栄養大学医化学研究室の西島千陽氏はマクロビオティックの効能について言及しています。
(この記事は書籍『医師たちが認めた「玄米」のエビデンス』に基づいています)

 

主食に玄米、おかずに野菜や豆類、海藻を主体とする食養生法をマクロビオティックといいます。
「マクロ」は「大きい」を意味し、「ビオ」はバイオと同じで「生命」、「ティック」は「術」や「学」を意味します。

 

食事法として食品をなるべく丸ごと食べることが勧められます。玄米はまさに米をほぼ丸ごと食べる主食です。
そして季節の食材、その土地で収穫された食材を食べることが大切とされています。

 

ダイエットに最適な玄米

 

マクロビオティック実践者の肥満度を調べてみると、BMIの平均値が男性19.0、女性19.4と一般的な日本人よりかなりスリムだということが分かります。

BMIの全国平均は30代以上の男性で23〜24、女性で20〜22位です。

 

マクロビオティック実践者は一般的な日本人に比べ約23%カロリー摂取量が少ないそうです。それでいて多くのビタミン、ミネラルの摂取量は普通の人を上回っています。(動物性食品に多く含まれるビタミン12などは少ないですが)

 

特に食物繊維の摂取量は普通の人の約1.8倍とのことです。
食物繊維には腸を掃除して余分なものを排泄する効果があります。

 

実際、玄米を常食して最も実感することは便の量が増えることです。黄色がかった便が1本ストーンと出ることが多くなり、体重が増えにくくなります。

 

野菜と皿

 

白米を玄米に変えることで摂取できる栄養素

 

男女共に、1日の摂取量が不足している栄養素は、ビタミンB1、ビタミンB6、マグネシウム、食物繊維、女性の場合はさらに鉄分です。

 

白米を玄米に変えることで、おかずを加えなくても、ビタミンB1、ビタミンB6、マグネシウムは必要量を摂ることができます。

 

食物繊維は上記したように玄米は白米に比べて豊富ですが、それだけではまだ足りないので、野菜や果物などで補う必要があります。

 

豊富なビタミンBは特に疲れやイライラに有効とのことです。
活動量や食事量が多い人、肉や魚をよく食べる人にはビタミンBをより多く必要とするので不足がちになります。
これらに当てはまる人には特に玄米はお勧めです。

フィチン酸と鉄分

玄米は白米よりも鉄分が豊富ですが、鉄が不足している女性は玄米だけでは足りないので他で補う必要があります。
マクロビオティックでは肉は基本的に食べないので、切り干し大根やホウレン草、納豆、魚などを食べるといいでしょう。

 

特にマクロビオティックにはこだわらず、玄米を主食に肉を食べてもいいと個人的には思います。

 

ただし肉の中には抗生物質で飼育された物や霜降り肉のように病気の牛を使ったもの、お店で出される可能性のある結着剤を使ったものなど、良くない肉があるので、良質のものを選んで食べる必要があります。
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玄米に含まれるフィチン酸にはミネラルを排出するキレート効果があると言われています。
西島氏によると、このことを確認するための実験は結論があいまいになっているとのことです。

 

鉄の吸収率はもともと個人差が大きいことに加え、食事も他の様々な成分と一緒に摂るので評価が難しいと述べています。

 

フィチン酸には抗酸化作用や抗ガン作用が認められているので、キレート効果を理由に玄米を避けるのは非常にもったいないことです。

 

仮に鉄などを多めに排出してしまうとしてもそれは毒素も排泄する効果が高いということなので、おかずをしっかり摂ることで全く問題はないことになります。

ガンマ・オリザノールとは

 

玄米特有の成分としてガンマ・オリザノールというものがあります。
ガンマ・オリザノールにはコレステロール低下作用、抗ガン作用、抗酸化作用、脳機能の改善効果があるとされています。

 

動物で発見されたこととして、ガンマ・オリザノールを摂取すると脂っこい食事を好まなくなるという報告もあるそうです。

 

原因不明の子供の病気と食事 『医師たちが認めた 「玄米」のエビデンス』(3)

 

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