食品添加物とは

食品添加物とは?危険性と体から排除する方法  含まれる食品について

健康の為に避ける必要がある食品添加物

食品添加物とは、食品を長持ちさせ保存がきくようにする、食品を加工しやすくする、食品をキレイに見せる為に色をつける、食品の風味を良くする、などの目的で食品を加工する際に使用される物質のことです。

 

食品添加物は大きくわけて合成添加物天然添加物に分けられます。

 

合成添加物とは人工的に合成された添加物のことで自然界に存在しないものや自然の物質を真似て作られたものです。

 

天然添加物は自然界にあるものを抽出したものなので合成添加物より危険性は少ないと言えますが、注意すべきものもあります。

 

食品添加物の種類と危険性

人工甘味料

人工甘味料は砂糖の何倍もの甘さを得ることができるため、業者が製造コストを抑えられるという利点があります。

 

また、糖質が体に良くない、太る原因になるという情報が広まることで、砂糖を使わない糖質オフという宣伝ができるという効果もあります。

 

しかし健康面について考えれば、砂糖よりも危険と言えるでしょう。
糖尿病など血糖値を抑えるために砂糖を避けて人工甘味料を摂ったほうがよいと考える人もいるようですが、血糖値は抑えられても別の面で体に悪影響を及ぼす可能性があります。また膵臓は人工甘味料に対しても高血糖と同じ反応をするという説もあります。

 

アスパルテーム

 

体内で分解されメチルアルコールができてしまうそうです。メチルアルコールは摂取すると失明することもある危険なものです。
また脳腫瘍や白血病の原因になると指摘する人もいます。

 

アスパルテームが含まれている食品

清涼飲料水、乳飲料、菓子類、漬け物、アイスクリーム、氷菓子、ガム、ダイエット甘味料など。

アセスルファムK

 

免疫力を低下させ、肝臓の細胞に悪影響を与える可能性があると指摘されています。
妊娠したラットに与えたところ胎児へ移行することが認められているので妊娠中は特に避けたほうがよいでしょう。

 

アセスルファムKが含まれている食品

コーラ、缶コーヒー、サイダー、スポーツ飲料、乳酸菌飲料、カフェオレ、ノンアルコールビール、ガム、プリン、ヨーグルト、漬け物など

スクラロース

 

スクラロースを含む餌をラットに食べさせたところ、脾臓や胸腺のリンパ組織に萎縮が認められたそうです。
アセスルファムK同様に免疫を低下させる可能性が指摘されています。

 

スクラロースが含まれている食品

コーラ、缶コーヒー、サイダー、スポーツ飲料、乳酸菌飲料、ゼリー飲料、ジュース、紅茶飲料、美容飲料、パン、水ようかん、プリン、ヨーグルト、梅干し、ドレッシングなど

サッカリンナトリウム

 

発がんの可能性が指摘されているので注意が必要です。

 

サッカリンナトリウムが含まれている食品

酢ダコ、寿司のガリ、漬け物

ネオテーム

 

発がんの可能性が指摘されているので注意が必要です。

 

ネオテームが含まれている食品

菓子類

 

着色料

 

合成着色料が危険ということは昔から言われています。
消費者側も薄々体に良くないと感じながらも商品として売られているのだから大丈夫だろうと思ってしまっているというのが現状ではないでしょうか。

 

タール色素

合成着色料であるタール色素は遺伝子を変形させて癌を発病させる疑いが持たれており、欧米では規制が厳しくなっていますが、日本では使用が認められています。

 

タール色素はじんましんを起こすアレルゲンとなる可能性も指摘されています。
タール色素には赤色102号黄色4号黄色5号などがあります。

 

赤色102号が含まれている食品

福神漬け、紅しょうが、ハム、ソーセージ、タラコ、つくだ煮、タコ、ジャム、あめ、和菓子、焼き菓子、清涼飲料水など

黄色4号が含まれている食品

カズノコ、練りウニ、漬け物、つくだ煮、ドロップ、あめ、和菓子、焼き菓子、飲料水、かき氷のシロップなど

黄色5号が含まれている食品

菓子類、飲料水、農水産加工品など

カラメル色素

 

カラメル色素はコーラやカップ麺、プリンなどに使われる茶色い着色料です。
マウス実験にて発がん性が確認されていると言われています。

 

カリフォルニアではコーラに基準値を超える量が使用されていたとして含有量を減らしましたが、日本にはそのような基準がないので従来の製法のまま作られているそうです。

 

胃腸を荒らす可能性も指摘されています。

 

カラメル色素が含まれている食品

コーラ、カフェオレ、ソース、カップ麺、インスタントラーメン、レトルトカレー、菓子類など

二酸化チタン

 

発がんの可能性が指摘されているので注意が必要です。

二酸化チタンが含まれている食品

ホワイトチョコレート、ホワイトチーズ

 

防カビ剤

防カビ剤には元々農薬として使用されていたものがあります。
輸入された柑橘類には高い確率で使用されています。

 

発がんの可能性も指摘されているので、輸入された柑橘類を食べるときはよく洗い、皮を口に入れないように注意しましょう。
胎児に影響を与える可能性もあるとも言われています。

 

オルトフェニルフェノール(OPP)

 

OPPは農薬として登録されましたが、現在は農薬としては使用できなくなりました。しかし防カビ剤としては使用が許可されています。

 

体内で分解されず免疫を刺激してアレルギーの原因となる可能性や不妊など性ホルモンのバランスに影響を与える可能性が指摘されています。

 

OPPが含まれている食品

輸入されるレモン、グレープフルーツ、オレンジ

チアベンダゾール(TBZ)

 

TBZは農薬として登録され、防カビ剤としても使用されています。
OPP同様にアレルギーの原因となる可能性が指摘されています。

 

TBZが含まれている食品

輸入されるレモン、グレープフルーツ、オレンジ、バナナ

ジフェニル

不妊など性ホルモンのバランスに影響を与える可能性が指摘されています。

 

ジフェニルが含まれている食品

輸入されるレモン、グレープフルーツ、オレンジ

 

イマザリル

 

イマザリルは海外で農薬として使用されていました。
マウスのエサに含んで与えたところ、繁殖や行動発達に問題がみられました。

 

胎児に影響が出る可能性は否定できないので、妊娠中や授乳中の女性は特に注意が必要です。

 

イマザリルが含まれている食品

輸入されるレモン、グレープフルーツ、オレンジ、バナナ

 

酸化防止剤

 

食品には危険な酸化防止剤は使用されなくなってきているようですが、完全に排除されたわけではないので注意は必要です。

ブチルヒドロキシアニソール(BHA)

 

BHAと呼ばれる酸化防止剤は動物実験で発がん性が認められた為日本では使用を限定されましたが、その後厚生省は発がん性は不明として広く使えるようになってしまいました。

 

ただその経緯から現在はほとんど使われていませんが、まだ煮干しなどには使われている可能性があるので注意しましょう。

 

性ホルモンのバランスに影響を与える可能性も指摘されています。

BHAが含まれている食品

地方の中小メーカーが製造している煮干しなど

ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)

 

食品には使われていませんが、リップクリープには使われているので唇を舐めてしまえば体内に取り込まれることになります。

 

ラットを使った実験では肝臓がんを発生させる結果が出ているのでBHTを含んだリップクリームは使用されないことをお勧めします。

 

性ホルモンのバランスに影響を与える可能性も指摘されています。

BHTが含まれている商品

リップクリーム、日焼け止めクリーム、シャンプー、化粧品など

 

調味料

 

Lグルタミン酸ナトリウム

 

調味料として危険性があるのはLグルタミン酸ナトリウムです。
これは昆布に含まれている旨み成分なので、通常の昆布を食べて摂取する分には問題ありません。

 

しかし抽出されたものを大量に摂取すると素早く吸収されて灼熱感、しびれ、動悸、イライラなどが起こることあがります。

Lグルタミン酸ナトリウムが含まれている食品

サンドイッチ・お弁当・おにぎり、カップ麺、インスタントラーメン、カップスープ、ふりかけ、冷凍食品、即席みそ汁、だしの素、レトルトカレー、惣菜、漬け物など

 

膨張剤

 

パンなどの生地を膨らませたり、食品の型崩れを防ぐために使われます。

 

ミョウバン、アンモニウムミョウバン

 

ミョウバンやアンモニウムミョウバンにはアルミニウムが含まれる添加物としての危険性があります。
肝臓や腎臓にダメージをもたらす可能性や発がんの可能性が指摘されています。

ミョウバン、アンモニウムミョウバンが含まれている食品

ホットケーキ、ドーナツ、スポンジケーキ、クッキー、中華まんなど

 

発色剤

 

タラコや明太子は時間が経つと酸化して黒ずんでしまうため、それを防ぐために発色剤を使用しきれいな赤みを出しています。

 

亜硝酸ナトリウム

 

亜硝酸ナトリウムは毒性が強い物質でありながら発色剤として使用されています。
強い発がん作用が懸念されているので綺麗な色のタラコなどは避けたほうがよいでしょう。

亜硝酸ナトリウムが含まれている食品

ハム、ウィンナーソーセージ、ベーコン、サラミ、イクラ、スジコ、タラコなど

 

漂白剤

 

カズノコがきれいな色をしているのは漂白剤が使われているからです。

 

過酸化水素

 

過酸化水素は動物実験で発がん性が認められているにも関わらず、カズノコを漂白する添加物が他に見つからない為使用されているそうです。

 

「製品に残存させないように」という規制はあるものの、本当に除去されているかは疑問が残るということなので、無漂白のものを買うことをお勧めします。

 

過酸化水素が含まれている食品

カズノコ

 

保存料

 

保存料は食品中に細菌やカビなどの繁殖を抑えるために使用されます。

 

安息香酸ナトリウム

 

安息香酸ナトリウムは毒性が強く、ラットのエサに5%含んで食べさせるとほぼ死亡してしまうそうです。
例え少量でも摂り続けることで発がんの可能性があると指摘されています。

 

安息香酸ナトリウムが含まれている食品

栄養ドリンク、清涼飲料水、シロップ、しょう油、果実ペースト、果汁、キャビア、マーガリン

 

避けるにこしたことはない食品添加物

 

ここまで紹介した添加物は、現在のところ食品に使用されても問題ないとされていますが、長期間人体で実験され安全が保障されたわけではありません。
過去に安全とされながら、発がん性が認められ使用中止になった添加物は沢山あります。

 

したがって現在安全とされていても将来どうなるかは分かりません。
その時に体内に沢山取り込んでしまっていたらもう後戻りできないのです。

 

また様々な添加物同士を組み合わせて取るとどうなるかなどは、ほとんど実験されていないので、やはり体内で何が起こるか分からない怖さがあります。

 

人工的な添加物はもちろん、自然界にあるものでも抽出して使用するような不自然な摂り方は避けたほうがよいでしょう。

 

手間はかかりますがなるべく自然のものを無添加で食べることが最も健康的です。

 

食品添加物には遺伝子組み換え作物も多く使われています。
食べてはいけない遺伝子組み換え食品とは 具体的な食品名

 

体から添加物を排除する方法

 

体に取り込んでしまった添加物を排出する方法として食物繊維を含む食品を食べることが挙げられます。

 

ラットのエサに食物繊維を含んであげると排泄された糞にダイオキシンの含まれる量が通常のエサより増えたそうです。
食物繊維は食品に含まれる毒性のある化学物質を吸収し排出する効果があります。

 

食物繊維は野菜や豆類、芋類などに多く含まれます。
主食を玄米にすることで1日に摂れる食物繊維の量を大幅に増やすことが可能です。

 

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この記事は「寿命を縮める食品添加物 (ベスト新書)」(渡辺雄二 著)に基づいています。